aiverは音楽、映像、グラフィックを中心としたアートコレクティブである。本制作ではバンドaiverの楽曲のジャケットビジュアルを作成した。上2つのグラフィックはアルゴリズムによる画像生成と手作業のコラージュを往復することで出来上がったものである。単なる画像生成による奇抜なビジュアルに疑問を持ち、生成されたものに手を加えることで機械と人間の共同作業を行った。3つめと4つめのグラフィックはバーチャル空間を生成し、その中で写真を撮り、それを加工したものである。バーチャル空間は実質的にどのようなビジュアルも生成可能である。しかし、どれだけコントロールしたと思ったものでもそこには意図していなかった要素が含まれている。それをインゲームフォトグラフィという形で探し出したものである。